夢を持つこと | 日々考察コラム

2016.03.09

 
 
経営者たるもの、自社が将来どうなるべきかを計画的に考えることはなりよりも重要と言えるでしょう。万が一「今だけよければいい」などと短絡的に行動してしまっては、例えば今年始の世界的な不安定な状況などでは、それに引きずられて一喜一憂してしまったかもしれないと予想されます。
 
2016年3月6日発行の日経ヴェリタスでは、1面の特集で「逆境に強い投信」を見分ける基準、つまり「揺るがぬ哲学カギ 会社別ランキング」について独自の分析で検証されています。
 
タイトルから早速推測できるように、「揺るがぬ哲学」を持っている会社は、「デフレに強い」銘柄であったり、「先行き不透明な環境下で強さを発揮できる運用力」を持っていたりすると「実績」から評価されています。
 
デフレ・インフレに関わらず、つねに社会から必要とされている商品やサービスであれば、「節約」したくてもできないものとして、優先的に維持されるでしょう。
 
逆に、まさしく現在の時流であるものとして「嗜好品」に分類されるものや、急激に人気が出たものなどは、「必需品」ではないと考えられ、優先度が低くなりがちなようです。たしかに、「今」だけより、「つねに」または「これから継続的に」役立つものの方が、費用対効果の「お得さ」を感じられるでしょう。
 
しかし、商品やサービスにとっては「今」役に立つことも間違いなく重要な要素であり、加えて将来にかけても役立つと判断できれば、それは「価値あるもの」として社会に認められるはずです。
 
「将来」とは「今」があってこそ存在するものであり、連続した価値を生み出し続けることが大事だと自覚しておくことが、私たち経営者の「夢」につながるのではと考えられます。