「持っている」か「手に入れる」か | 日々考察コラム

2016.06.07

 
 
2016年6月5日発行の日経ヴェリタスの1面特集によると、「ニッポンの電機 逆襲」だとか。
 
どうやら「一般ではあまり知名度の高くない」中堅企業キーエンスが、「電機セクター」で「時価総額で不動の首位だったキヤノン」を抜き去ったよう。
 
でも時価総額とは、市場で評価されたその企業の価値が反映されたもの。このニュースからも、「『知る人ぞ知る』実力企業」ならありえない話ではなく、ようやく「誰もが認める」実力企業になれたのだろうと読み取れそうです。
 
会社を経営していく上で、「みんなと同じことをしよう」と遠慮することはないでしょう。
 
こんな便利なものがあったらいいな、ないなら自分が作ろうかと思ったり、こんなことができれば困っている人が助かるだろうな、自分がその仕組みを整えようかと思ったり。
 
誰もが「思う」ところから始まって、それが威力を発揮する「将来」に向かって、評価を得るため努力するものと考えます。
 
「すばらしい性能や力」があれば、同時に「知る人ぞ知る」状態から「誰もが知る」状態になる可能性も備わっているでしょう。
 
でも、団栗の背比べをしてしまっては、または出る杭が打たれないようにとまわりに埋もらせておいては、評価されることは期待薄。
 
では、「思い」は十分なはずなのに、「すばらしい性能や力」を獲得するにはもう一歩、の状態で悩んでしまったら?
 
ほかの「すばらしい性能や力」を持った商品やサービスを「参考」に −−決して「剽窃(今風に言えば “パクる” こと)」ではなく−− 、考えたり試行錯誤したりと「動き続ける」ことも大切ですね。