「共通」できるか!? 損得勘定。 | 日々考察コラム

2016.08.30

 
 
ビジネスに限らず日常においても、自分にとっても相手にとっても良いものや便利なものを探すのは、意外と難しいものだと感じることが多いのではないでしょうか。
 
自分にとってのみ都合が良ければ、相手は良い気はせず、しかし相手にとってのみ都合が良ければ、自分は損をしても我慢することになってしまうかもしれません。
 
日経ヴェリタスには「世界は損得勘定」というタイトルのコラムがありますが、まさしく、便利なものに見えるものでも、見方を変えると実は……!? という話題が毎回紹介されています。
 
その中でも、2016年8月28日発行のタイトルは、「日本の交通マナーにみる『民度』」について。
 
中国からの観光客は日本の「車のマナーの良さ」に感銘を受けるそうですが、日本の「自転車のマナーの悪さ」はヨーロッパからの観光客の「想像を絶するほどヒドい」ものだと言われてしまっています。
 
確かに、「エコで健康にもいい『クール』な盛り物」であるはずの自転車を、徒歩の延長線上のものとして、つまり「歩行者」的な意識で歩道で乗っている場合が多いのではないかと感じることが多くあります。
 
徒歩より便利、しかも自動車より手軽、という長所だけを重視するのではなく、歩行者用の歩道は自転車専用道路ではないことを忘れずに、徒歩と自転車に乗っている時のどちらも、「クール」に安全でいられるようにしたいですね。
 
このように、あるものを「共通」して得るのは簡単ではありませんが、しかし、お互いに良い影響を与えられるものを探し出すのが、ビジネスのやりがいだとも考えられます。
 
例えば上手くビジネスにつながりそうだと思った相手からの反応がイマイチだったといった場合は、自分にとっては良い話でも、相手の立場に立ってみるとあまり良くはなかったり、むしろ損をするようなことが考えられたり、という部分が含まれているのかもしれません。
 
それに事前に気づくことができれば、予想より良い結果につながる可能性が増えるのではと考えられます。
 
双方の「クールさ」が損なわれないよう、客観的つまり相手の立場から考えることは、多くの場面で重要と言えますね。
 

今日の視点
 
日本の自転車マナーを客観的に評価する → 自転車と徒歩両方の立場から「安全」を考える → 一方的に利益を得ようとするより、客観的に双方の利点を重視したい