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順番待ち、次は誰でしょう?

2016年11月15日

【今日の視点】
失敗時は敗因を見直し、繰り返さないための対策が大切 →  順番をこなしていただけではなかったか? →  「自動的」な成功を待つのではなく、根拠ある戦略を立てた事業を!

 

「失敗」した場合、何が敗因だったのかを考えるのは大切ですね。同じ失敗を繰り返さないためにも、また次は成功するためにも、失敗に至るまでの「力の出し方」に間違いはなかったかを検証するのは重要なことではないかと思われます。
 
2016年11月13日発行の日経ヴェリタスでは、「クリントン氏 真の敗因はどこに」とのタイトルで、さまざまなブログからの意見を掲載し、検討しています。
 
それによれば、「ヒラリー氏が大統領になろうとする理由が本質的には『私の番』というところにあった」、また「米国民は『指導者が遺伝子や順番で決まることは受け入れない』」ため「順番待ちの人が勝ったためしはない」と、敗因が分析されています。
 
今回の話題に対しては「米国民」の性質が重要だとは言え、「順番待ち」で勝とうとするのは、他の場面でも難しいのではないでしょうか。
 
例えば、インターネットが普及し電子書籍がたくさん発行されつつあるからといって、「若者の読書離れ」が解消したという判断はされていません。電子書籍の成功が、「次」の読書の成功に自動的に結びつくとは言えないと感じます。
 
私たち経営者としても、自信を持ってアピールできる売りがあるからこそ、ビジネスをしていると言えるはずです。ただ順番を待っているだけで成功できるだろうと事業を始めたのではないはずですね。
 
ですが反対に、インターネットが普及したから電子書籍も普及するだろうと予想することはできると思われます。その流行に乗って我が社も成功したい! と考えることは自然だとも言えそうです。
 
その場合は、電子書籍であれば何でも成功できる、次の順番は必ず我が社だ、と努力や工夫なしに待っているのでは、成功は遠いかもしれません。「待つ」のではなく「取りに行く」くらいの心がけが大事かもしれませんね。

 


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