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改善の勝算は、どちらの「向き」が適切か? 真に「手間がかからない」のは?

2017年02月08日

【今日の視点】
利用者の使いやすさを追求し、利益率を高める狙い → 手間がかからないようにと考えるなら、早めの改善を心がけたい → 改善とは、お客様にとってを考えることが重要

 

今までが順調な経営だったとしても、これからも必ず順調だとは言い切れません。今までの方針を変えなければならない状況は、多々必要になるものと思われます。では、今日の企業の場合、どんな視点で進めば良いのでしょう。その一例として、 2017年2月5日発行の日経ヴェリタス「会社分析」では、「エボラブルアジア」が紹介されています。
 
「航空券予約、新サイトの勝算は」との見出しで、旅行商品販売サイト「AirTrip(エアトリップ)」は「利用者の使いやすさに徹底的にこだわった」との紹介があります。「これまで」のサイトでは、「ブランド認知が乏しいことから検索サービス会社などに支払う広告費の増加に悩まされてきた」そうです。
 
そのため、「エアトリップの認知度を高め、広告費を削減できれば利益率は大きく改善する」と分析したことが紹介されています。「ポイント制度」で「顧客が定着して直接サイトを訪問するようになれば、広告費は大きく減る」ことを狙い、実際に「利益率は8割改善する」ようです。
 
新しいことを始める時は、手間がかかったり成功の確証もなかったりすることから、できればやらずに済めば……と考えがちではありますね。とは言え、現在の方向に間違いがあったり、現状にそぐわなくなったりしているのであれば、それを見て見ぬ振りをして突き進むことほど「手間がかかる」ことはないと考えられます。
 
「昔はコレが人気だった」「以前はこの方法が一番と言われていた」といったことは多いと思われます。ですが、「今」はその流行は廃れてしまっているかもしれません。もっと便利な方法が生まれているかもしれません。
 
例えば、時流の「向き」が変わった時をきっかけに、自社の「向き」はこのままで良いのか、方向転換した方が良いとは言えないか? などと考えてみることで、お客様の要望を取りこぼしていないだろうか? と気づくことができたとしたら、その “立ち止まり” も「無駄」ではないはずだと思われます。
 
また、同業他社と同じ方法を採用するのが最適だとも言い切れません。自社が先立って新しい方法を確立させられれば、「これまで」と同じように「一番」でいられる可能性は高くなるでしょう。
 
あくまでもお客様・相手のためにと速やかに「向き」を変えてみることで、いずれは自分・自社の利益につながる良い循環が生まれればと思うところです。

 


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