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「周り」から中心をみる。太陽「系」から、中心・太陽をみる。

2017年04月05日

【今日の視点】
同じ話題でも視点によって内容に違いが出る → 自社の事業の中心となる分野は明確であるべき → 経営全体を管理するには、「中心」から周りを考えることを忘れずに!

 

2017年4月5日の朝日新聞デジタルでは、 「食パン専門店が人気、ブームのきっかけは 1斤400円」とのパンについての記事が。また、 2017年4月2日発行の日経ヴェリタスの「会社分析」は「山崎製パン」。
 
今週の世間のあこがれは、美味しいパンでしょうか。買い物にも出かけやすい気候になってきましたね。
 
例えば上記の朝日新聞の記事では、「小麦の甘さや、ふんわり軟らかい食感が受けているようです」とあり、消費者から見た「食感」が中心の話題です。
 
また例えば上記の日経ヴェリタスの会社分析では、「23年ぶりの最高益になった山崎製パン」の「次の一手」となる「成長継続のカギ」についてが分析の中心のようです。
 
「中心」という一点に着目したとしても、その時の「周り」をどう定義するかで、その中心も変わってきます。
 
自社の経営にも参考にできるのではないでしょうか。例えば幅広く事業を手がけたとしても、「中心」となる分野や形態は明確であるべきでしょう。
 
特に、「〇〇について、何でもやります」という方とお話しした場合で、例えば後日になって「〇〇について詳しそうだったな」と思い出して連絡を試みたとき、もう事業をやっていないのか、つながらない経験があったのを思い出します。
 
「〇〇について、何でもと言っていいくらい多くのことを知っている」というのは、それを専門とする立場であれば間違いではないのでしょう。
 
ですが、「何でも」と自己紹介した場合、その分野についての簡単な代行から、複雑なコンサルティングなどまで、顧客によって接し方が変わるとなると、その準備にはより多くの時間がかかるはずです。
また、集客から回収までの流れを別の顧客に流用することも難しくなると、やはり一人ひとりへの準備が大変になるでしょう。それに比例して、顧客に対して「平等に」手を抜いた対応をしてしまうことにもなりかねません。
 
この結果、「何でもやります」から「何に対してもほどほどにしかしてくれない」などといったお客様の声が増えることは、当然に避けた方がいいのではないでしょうか。
 
ではここで、「〇〇について詳しいですが、その中でも特に△△を中心に事業を手がけています」と自己紹介した場合はどうでしょうか。
 
△△についてお困りの顧客が「中心」となり、日々の業務も「時短」が図れるのではないでしょうか。
 
さらに、△△の「周り」にも詳しいとなれば、「△△と一緒に、周りの部分もお願いする」といった顧客も増えることが考えられます。
 
中心が△△からズレた訳ではありませんので、対応を間違えることも少なく、事業を広げるきっかけにもなるのではと考えられます。
 
このように、経営者として、やはり「中心」は大事だ、と肝に銘じておくのが良さそうです。
 
ブレることなく、社会に役立つ事業を続け、太陽が消えることがない経営が理想と言えるのかもしれませんね。

 


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