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「常識」の中から外へ Vol.132

今年になり、さっそく「狂言」に触れる機会がありました。
 
「狂言」とは、滑稽さを劇化したもの、つまり「常識をはずれていておかしいさま(大辞林)」を伝えるものと考えられます。もし現在が狂言の世界なら、ここ最近の「常識はずれ」の原油安をどうおもしろおかしく伝えてくれるのだろうかと気になります。
 
2016年1月17日発行の日経ヴェリタスによると、「原油安加速に市場動揺」の現状のなか、「ダウ工業株30種平均は週間で約2%下落」したなど、「通常」とは言い難い状況が続いていることが紹介されています。
 
こういったニュースは、企業の経営者として悠長に眺めていられるものではありません。「今までどおり」が通用しない可能性があれば、「常識はずれ」と思われることも試してみる必要があるでしょう。
 
例えば、海外取引は有効か、もしくは内需が増えるのでは、ほかにも、社員のやる気を引き出すことが重要だったりするのでは、と「今まで」を見直す機会だという「合図」とも考えられます。
 
狂言が伝える「常識はずれ」なこととは、決してウソや偽りだということではないでしょう。経営者が古典芸能に触れることでわかるのは、「今まで」の伝統だけではなく、まだわからない「常識はずれ」の未来かもしれません。
 
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今月1月の「円(まどか)コンサルティング・注目の記事」
 
1. 美しい「細部まできれいに整っている(大辞林)」ことについて
 
「美しい」人生には、またその人生を「輝かせる」には何が必要なのかと考えてみると、まずは「美しい人生とはどんなものか」という「定義」だと言えるでしょう。とは言っても、その定義は一人ひとり違うはずであり、自分以外の誰かから、「これがあなたの『美しい人生』となるものです」と渡されるものではありません。では私たちが自分以外の存在に何を「渡せる」かと考えると、たとえば「相手独自の定義を満たすための『条件』」が当てはまるでしょう。
 
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2. 条件「物事の成立あるいは実現に必要な事柄(大辞林)」について
 
昨年は「インバウンド消費」など、日本の円安を生かした戦略が効果的とされていましたが、今年になって急激に変化が起こっているようです。「成功するための条件」とは、決してつねに1つに限られているものではなく、状況に応じて変えていくことが重要と考えられます。そのなかで、成功するためには必要となる前提を考えることとは、「激流相場の攻略法」について考え「選択眼を鍛える」ことにもつながりそうです。
 
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編集後記
 
先日、森美術館で開催中の「村上隆の五百羅漢図展」を鑑賞してまいりました。
 
私たち「現代」に向けた芸術に触れることができ、またこのたび展示の作品はまだ作成途中でもあるとのことで、今後もまた出会えるかもしれないと楽しみに感じているところです。
 
【斉藤華奈美/円(まどか)コンサルティング】

2016/01/29