自己から他者への働きかけについて | 日々考察コラム

2016.01.26

 
 
自ら進んではたらきかけることでいい効果が期待できるのであれば、閉じこもることなく積極的な行動を起こすのが、一歩抜きん出る秘訣のようです。
 
2016年1月24日発行の日経ヴェリタスを読むと、「日本で生産されるシャッターの実に20%がここから送り出されている」という「三和シャッター工業」の洞察のよさがわかります。
 
「国内市場頼みでは限界があると海外開拓に乗り出した」のは1992年がきっかけと、ほかの企業に先んじて買収などの「タネをまいたことが奏功し」、「連結純利益で140億円と過去最高になる見込み」のようです。
 
経営とは、まわりと足並みをそろえたり、まわりの顔色をうかがったりしながら進めるものではありません。
 
参考にすべきは数字や傾向などであり、それらから目指すべき将来を予測し、より社会に貢献していくことでその企業の価値が認められるのではと思われます。
 
「使えるものは使う」とも言えますが、つまりは「使えるようになることで効果や価値が出るものを、そのまま眠らせておくことなく適切に使う」のが賢い活動と言えるのではないでしょうか。