2016.02.01
最近、使用するiPhoneのOSがアップデートされたところ、バッテリーの減りがそれまでの3倍ほどになってしまい慌てた時期がありましたが、みなさんは大丈夫でしたか?
そんななかで、2016年1月31日発行の日経ヴェリタスでは「米アップル成長減速 iPhone頼み限界」とあり、iPhoneを持つ多くのビジネスパーソンにとってもあまり喜ばしくはない記事と感じます。
とくに「売上高の約7割をiPhoneが占めている」アップルや、そのアップルが「最大の顧客」であるような部品供給会社などは、業績への影響が大きいようです。
しかし「『脱iPhone依存』に成功している」ために「競争力が高く他の顧客への応用がきく」と評価されている企業であれば、株価を維持できているようで、やはり「ただ一つのつながり」に絞ることの危なさを認識しておく必要があるようです。
「つながり」は「つくる」ことが大事であり、つくることをやめたりすることは避けるべきでしょう。
さまざまな状況で、そのものに対する評価の視点もその都度変化するものと思われますが、偏った評価のみで本質を誤解される可能性も少なくすることができ、結果的にはより適切な評価を得ることができるのではと感じられます。
私たちが経営する「企業」とは、つねに社会から評価されるものであり、適切に評価を得るための機会を逃すことは避けたいものです。「◯◯しかできない」といった消極的な印象を与えることなく、自身の売りをより多くの場面で生かしていけるよう、さまざまな場面で活躍していきたいものですね。